身体に触れられているのに、
頭では明日の仕事を考えている。
これでは、
どれだけ強い刺激を受けても快感に集中できません。
反対に、触れ方は同じでも、
- 安心できる
- 興奮する場面を想像できる
- 感覚だけに集中できる
この3つが重なると、
いつもより刺激を強く感じることがあります。
結論から言うと、
想像だけで誰でも絶頂できるわけではありません。
しかし、想像には意識を身体へ向け、
今ある快感を深める働きが期待できます。
この記事では「脳イキ」を特別な能力として扱いません。
安心して快感へ入り込んだ先にある状態として考えます。
私が「技術だけでは足りない」と感じた女性
ある日、仲の良い女性と
お酒を飲む機会がありました。
当時の僕は自分の技術に自信を持ち、
それを強みにしていました。
しかし、その女性には
僕の技術がまったく届きませんでした。
彼女も触れ合いを受け入れてくれており、
僕はセックスへ進める雰囲気だと
受け取っていました。
「今日はどんな事をしようか?」
そう彼女に聞き、手を触れつつ横に座り、
軽く話しながら愛撫を始めました。
触れ方や強さを変えながら、
反応を引き出そうとしました。
しかし、何をしても
手応えはほとんどありませんでした。
彼女は終始、心が別のところにあるようでした。
以前に触れ合ったときよりも、
反応が薄く感じられたのです。
僕は技術を見せることばかり考え、
彼女の気持ちが追いつく前に
距離を詰めてしまったのかもしれません。
身体を預けてもらうには、
触れ方より先に安心が必要です。
不安や迷いが残っていれば、
目の前の感覚へ意識を向ける余裕も、
この先の快感を想像する余裕も生まれません。
アクセルを踏む技術があっても、
心のブレーキがかかったままでは進めない。
僕はこの経験で、それを思い知らされました。
この経験から、
触れ方だけを増やしても届かない快感があると
考えるようになりました。
そこで注目したのが、
安心して感覚へ集中できる状態と、
その集中を助ける想像の力です。
後半では、一人で試せる15分の練習法と、パートナーと試すときの言葉までまとめました。
※この記事は絶頂を保証するものではありません。痛みや強い不安が出た場合は、すぐに中止してください。
第1章
想像は快感を作る魔法ではない
この記事で考える「脳イキ」とは
「脳イキ」は医学上の正式な病名や診断名ではありません。
この記事では、
次のような状態をまとめて「脳イキ」と呼びます。
- 想像によって興奮が高まる
- 想像と身体への刺激が重なり、快感が深まる
- 身体へ直接触れなくても、想像によって絶頂に近い反応が起こる
まず目指すのは、3番ではありません。
1番と2番を通して、自分が何に興奮するのかを知ることです。
最初から「想像だけでイかなければ失敗」と考えると、
逆に身体へ力が入ります。
脳イキを追いかけるほど、脳イキから遠ざかる。
ここが最初の落とし穴です。
想像だけでも身体は反応するのか
想像と性的反応の関係を調べた、小規模な研究があります。
1992年の研究では、
想像だけで絶頂できると答えた女性10人を調べました。
想像による絶頂でも、
心拍数や血圧などに変化が確認されています。
ただし、
最初から想像による絶頂ができる人を集めた研究です。
誰にでも同じことが起こる証明ではありません。
想像による絶頂の研究
2016年には、女性11人を対象にした研究も行われました。
身体への刺激を想像したときと、
実際に刺激したときでは、
脳内で一部重なる反応が確認されています。
想像した刺激と脳の反応
分かっているのは、
想像も身体の反応に関わる可能性がある
というところまでです。
想像すれば必ずイける。
絶頂後に深層意識を書き換えられる。
快感へ没入するための3つの条件
想像を使う前に、次の3つを整えます。
1.安心できる
痛みや不安がある状態では、意識が身体を守る方へ向きます。
部屋へ人が入ってくるかもしれない。
嫌なことを頼まれるかもしれない。
途中で断れないかもしれない。
このような不安があると、想像どころではありません。
一人でも二人でも、まず必要なのは安心です。
2.感覚へ集中できる
スマホの通知、時間への焦り、部屋の寒さ。
小さな気がかりでも、意識は身体から離れます。
すべてを完璧にする必要はありません。
まずは、気を散らすものを1つ減らすだけで十分です。
3.結果を求められない
「早くイかなければ」
「相手を満足させなければ」
そう考えた瞬間、快感は試験になります。
必要なのは、絶頂の合否ではありません。
今どこが心地よいのか。
どんな想像なら気分が高まるのか。
それを知る時間です。
触れる技術がアクセルなら、安心はブレーキを緩める役目を持ちます。
アクセルだけを強く踏んでも、ブレーキが入ったままでは進めません。
ここから有料部分です
ここからは、次の内容を具体的に解説します。
- 一人で行う15分の没入練習
- 想像する内容が浮かばないときの探し方
- パートナーと試す5つの手順
- 実際に使える声かけ
- うまくいかない原因と直し方
- 自分の反応を見つける記録表
特別な道具は必要ありません。
必要なのは、自分の感覚を急がずに確かめる時間です。

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